糖尿病性包茎に対する包茎手術は
仙台中央クリニックへ
糖尿病性包茎とは
糖尿病は、血糖が上昇することにより、通常は排泄されることがない糖分が尿に排泄される病気です。血糖が高くなることにより感染症にかかりやすくなり、陰部にも炎症を合併し易くなります。通常ではすぐに治る炎症が長期に及んだり、治らなかったりするために、痛みを伴い日常生活に支障をきたします。

糖尿病性包茎の症状
糖尿病性包茎は、包皮の先端部である包皮口に炎症を起こし、裂傷が生じます。包皮炎を治すために、軟膏が処方されていますが、一時的に包皮の状態が改善されても、炎症を繰り返し、徐々に治り難くなります。糖尿病性包皮炎が長期化すると、包皮の表面に亀裂ができ、排尿時にその亀裂に尿がしみて苦痛に感じるようになります。包皮の亀裂が広がり勃起時に出血することもあります。包皮は柔軟性を失い硬化して、剥くことができなくなります。

糖尿病性包茎の治療
糖尿病性包茎が進行すると包皮内を洗浄することが困難になり、事態はさらに深刻化します。亀裂がひどくなり軟膏が効かなくなります。そのような場合は外科的治療をするしかありません。炎症や亀裂を起こした部位の包皮を広く切除しなければなりません。炎症や亀裂を起こした包皮を切除することで、炎症は収まり、排尿時の痛みが緩和されます。
糖尿病性包茎治療の問題
糖尿病性包茎に対する包茎手術は難易度が高く、治療を引き受けてくれる医師が少ないことが大きな問題です。引き受けてくれる医師を探して、何軒もクリニックに問い合わせをする方もいらっしゃいます。
糖尿病性包茎の治療のリスクやデメリット
- 内出血を認めることがあります。
- 血腫を生じることがあります。
- 陰茎や亀頭の知覚障害を生じることがあります。
- 傷が目立つことがあります。
- 傷の癒合不全を生じることがあります。
- 痛みが続くことがあります。
- 亀頭痛が続くことがあります。
- 細菌感染を伴うことがあります。
- 術後血糖が上昇することがあります。
糖尿病性包茎の手術ビフォーアフター写真
症例経過
糖尿病性の包茎症例です。糖尿病を発症後、包皮に痒みを生じ、炎症を繰り返すようになりました。排尿時や入浴の時に沁みて痛みが強くなりましたが、耐えながら過ごしていました。次第に包皮が剥けなくなり、洗浄が困難になったために、包茎手術を決心して、仙台中央クリニックを受診されました。診察したところ、包皮は炎症を起こして亀裂が入り、包皮口が収縮して剥けない状態になっていました。包茎手術を行い、炎症部位及び裂傷部位を切除しました。亀頭が露出して衛生状態が保たれるようになりました。
症例解説
糖尿病はインスリン分泌の低下や、インスリンに対する反応性の悪化が原因で発症する疾患です。血液中の糖が高くなり、尿に糖が排出されます。末梢の血流が不良になるために、陰茎部の包皮に炎症や亀裂が起こり易くなります。一度治っても、繰り返す場合には包茎手術が必要になります。炎症が進行すると包皮裂傷や包皮硬化が起こり、手術の難易度が高くなるために、早めの治療が勧められます。糖尿病性の包茎手術は、細菌感染のデメリットやリスクを認めることがあります。手術の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。手術前に十分説明を受けてください。
症例経過
会社の健康診断で糖尿病であることを知った症例です。特に症状がなかったため、自己判断で放置した結果、糖尿病が悪化してしまいました。糖尿病の進行と伴に包皮が剥け難くなり、排尿時に痛みを感じ、包皮が下着に触れるだけでも痛むようになって、我慢できなくなったので、包茎手術を検討されて、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、包皮に炎症が見られ、包皮と亀頭の一部が癒着していました。亀頭部癒着剥離をした上で包茎手術により、余剰包皮を切除しました。亀頭が露出して糖尿病性包茎が改善しました。
症例解説
症状がないという理由で、糖尿病を放置すると、細菌に対する抵抗力が低下し、亀頭や包皮の炎症を繰り返すことがあります。亀頭と包皮が癒着したり、包皮が硬くなって剥け難くなったりすることもあります。このような場合には、包茎手術が必要となります。血糖のコントロールがなされていない場合には、手術によるリスクが高くなるために、手術を引き受けてもらえないこともあり、早めの治療をお勧めしています。糖尿病性包茎では、亀頭部が過敏になっていることがあるため、露出時の不快感、痛みを感じるなどのデメリットやリスクを認めることがあります。手術の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。手術前に十分説明を受けてください。
症例経過
糖尿病性包茎のため、包皮に亀裂や締め付けが生じた症例です。近医を受診して軟膏と内服薬を処方されましたが、治る気配がなく、状態は徐々に悪化していきました。包茎手術を考えるようになり、近医に相談したところ、血糖がコントロールされてからではないと、包茎手術は行えないとの説明を受けたため、手術を行ってくれるクリニックを探して、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、包皮口は、亀裂を起こし柔軟性が失われて、硬くなり、狭く剥けにくい状態でした。包茎手術により、硬化した余剰包皮を切除することで、亀裂や締め付けを改善しました。
症例解説
糖尿病では、末梢循環不全による血流不全のために、さまざまな合併症が起こります。皮膚の柔軟性が低下し、包皮の亀裂や裂け目が生じやすくなります。軽症であれば塗り薬で症状を改善させることができますが、糖尿病の進行と伴に、裂傷の治りが遅くなり、慢性化することもあります。糖尿病が進行していると、傷の治りが悪く、細菌感染にかかり易くなるため、包茎手術を引き受けてもらえないこともあります。症状が進行する前に早期治療を行うことをお勧めしています。糖尿病性包茎では、手術後の完治まで期間を要するなどのデメリットやリスクを認めることがあります。手術の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。手術前に十分説明を受けてください。
症例経過
糖尿病性包茎により包皮狭窄が進行した症例です。糖尿病と診断された後、包皮に炎症が見られるようになりました。当初は自然に治癒するものと考え経過観察をしていましたが、炎症は完治せず、次第に悪化していきました。包皮は徐々に柔軟性を失って硬化し、翻転しようとするだけでも強い疼痛を伴うようになりました。これまで経験したことのない締め付け感を認めるようになって、根治的な治療を求めて仙台中央クリニックにご来院いただきました。診察の結果、糖尿病性の炎症により包皮の柔軟性が著しく低下して、包皮の翻転が困難になっていることが確認されました。術後は、亀頭がしっかりと露出し、清潔かつ健康的な状態を取り戻すことができ、本当に嬉しいと、喜んでいただいています。
症例解説
糖尿病が進行し、高血糖状態が持続すると、免疫力の低下により細菌や真菌への感染リスクが高まります。更に末梢血流の悪化によって組織の修復力も低下します。このため、軽度の包皮炎であっても治癒が遅延し易く、炎症が慢性化して再発を繰り返します。こうした炎症の反復によって包皮は硬化し、柔軟性を失って狭窄が進行します。この状態が自然に改善することはなく、放置すれば症状が悪化し、最終的には包皮が完全に翻転できない真性包茎に移行します。根本的な解決には、狭窄を伴う包皮を切除する包茎手術が必要です。手術によって狭窄が解消され、清潔を保ち易くなって、衛生的で快適な生活を取り戻すことが可能となります。糖尿病性包茎手術では細菌感染がリスクが有り、術後管理には十分な注意が必要です。
症例経過
5年前に心筋梗塞を発症し、血液サラサラ薬を服用していた症例です。また糖尿病も有り、包皮に亀裂が生じていました。包皮の裂傷を繰り返すうちに症状は悪化し、剥けにくい状態となっていました。更に、包皮の内側には小さなイボ状の突起が現れ、日に日に数が増加し、形状も不整となっていきました。インターネットで調べた結果、その形状が性感染症であるコンジロームに酷似していることがわかり、これまでの身体的苦痛に加えて精神的な不安も強まった為に、仙台中央クリニックを受診されました。診察の結果、陰茎は著しく埋没しており、包皮は亀裂によって狭窄し、弾力を失っていました。さらに包皮内板にはコンジロームが散在している状態でした。血液サラサラ薬を服用していることと、糖尿病が有ることから、高難度と考えられましたが、現在の症状と本人の強い希望から、手術が出来ると判断し、治療をお引き受けしました。手術では、まず埋没陰茎を適切に体外へ引き出し、余剰包皮を切除した上でコンジロームを除去しました。術後経過は良好で心配された術後の出血も有りませんでした。痛みや感染症の不安から解放され安心していました。
症例解説
心筋梗塞と糖尿病で内服治療を行っていると、手術の難易度が高くなり治療を引き受けてくれる施設は限定されます。特に、血液サラサラ薬は、術後出血の危険性が大きくなり、厳重な術後管理が必要です。また糖尿病性包茎では、包皮が外的刺激により損傷を受け易く、これを繰り返すことで包皮炎や感染症のリスクが高まります。これらの治療として、硬化した余剰包皮を切除が必要です。損傷を受け易い部位を取り除くことで、恥垢の蓄積を防ぎ清潔な状態を維持し易くなり、繰り返す包皮トラブルが解消され、衛生環境が改善し、感染が予防されます。更には機能的な改善にも繋がり、根本的な治療として有効です。ただし、血液サラサラ薬服用中の包茎手術には、血腫が生じるリスクが有ります。慎重な術後管理が重要です。
症例経過
糖尿病性包茎と強い陰茎埋没により排尿が上手く行かず、ズボンに尿のシミが出来る症例です。もともと包茎および陰茎の埋没は顕著でしたが、排尿には大きな支障はありませんでした。しかし、1年前に糖尿病と診断されて以降、排尿後の残尿感や尿漏れによる衣服の汚れが頻繁に起こるようになりました。職場で恥ずかしい思いをしたことがきっかけで、人目を気にするようになりました。加えて包皮の裂傷も繰り返すようになって、包皮の翻転が困難で、衛生面への不安も強まったことから、仙台中央クリニックを受診されました。診察の結果、陰茎は完全に下腹部へ埋没しており、包皮口は強度の狭窄を伴い、翻転が不可能な状態でした。手術では、まず埋没修正によって陰茎を体外に適切に引き出し、次に強度狭窄部を含む余剰包皮を切除しました。術後は、亀頭が常時露出するようになり、排尿後の残尿や尿漏れによる衣服の汚れが解消されたことで、快適に日常生活を送れるようになりました。
症例解説
糖尿病性包茎と強度の陰茎埋没が併存している症例では、炎症や亀裂、排尿障害などの強い症状が認められますが、手術によって顕著な改善が見込めます。本術式では、翻転不可能なほど狭窄した包皮を切除すると同時に、陰茎の埋没を修正することで、尿が包皮内に貯留することを防ぎ、排尿後の尿垂れや衣服の汚れといった日常的な問題を改善できます。職場や公共の場での羞恥心が軽減され、人目を気にせず過ごせるようになることで、精神的な負担の軽減にも繋がります。こうした症状に対する根本的な治療法として、有効な選択肢です。ただし、糖尿病性包茎の手術では、細菌感染リスクが有ります。適切な管理と経過観察が重要です。
症例経過
糖尿病性包茎の症例です。20年前に糖尿病を発症して以降、徐々に包皮の狭窄が進行し、排尿時の尿が飛び散るようになってしまいました。そのため排尿時には毎回時間を掛けて、包皮を剥く必要が有りました。その手間が大変であることと、包皮を剥く際に痛みを伴うことから、根本的な治療が必要と考え、仙台中央クリニックを受診されました。診察の結果、余剰包皮が多く存在し、糖尿病性包茎による包皮口の硬化が認められました。手術では、硬化部を含む余剰包皮を切除し、美容面に配慮した縫合を行いました。包皮の被りが解消し、常時亀頭が露出するようになったことで、排尿時の煩わしさから解放され、衛生状態も改善して、満足いただけました。
症例解説
糖尿病は陰茎の血流障害や皮膚の弾力低下を引き起こし、それにより包皮の硬化や狭窄が進行します。糖尿病性包茎により、包皮の狭窄が進行すると排尿時の尿の飛び散るようになります。包皮を被せたまま排尿すると、尿勢が弱くなって、尿線が分岐して飛び散ります。排尿のたびに包皮を剥く必要が有り、痛みを伴うようになった場合には、糖尿病性包茎に対する外科的治療が必要です。手術により包皮の狭窄を除去することで、尿の飛散が改善し、スムーズな排尿が可能となります。また、亀頭が常に露出することで清潔を保ち易くなり、衛生状態が改善します。生活の質を大きく高めることが出来、喜んで頂いています。糖尿病性包茎手術では、術後の傷の治癒が遅延するリスクが有り、術後管理が重要になります。
症例経過
糖尿病性包茎の症例です。昨年、糖尿病と診断されて以降、清潔には気を配っていたものの、繰り返す包皮の炎症に悩まされる様になりました。次第に症状が強くなり、日常生活にも支障をきたすようになったので、包茎手術を希望されましたが、高血糖がコントロールされていないという理由から、複数の医療機関で手術を断られました。半ば諦めかけていたところ、仙台中央クリニックが糖尿病性包茎の治療に対して実績が有ることを知り、専門的な治療を求め受診されました。診察の結果、陰茎が下腹部に埋没し、絞扼部の包皮は硬化して亀裂を伴いました。埋没していた陰茎を下腹部から体外に引き出し、亀裂を含む余剰包皮を正確に計測して切除しました。長年悩まされていた糖尿病性包茎に伴う炎症や感染症から解放され、精神的にも大きな安心感を得られ、満足して頂きました。
症例解説
糖尿病を有する場合の包茎手術は、高度な技術と術後のリスク管理を要するため、通常の医療機関では手術を断られることが多々有ります。血糖コントロールが不十分なケースでは、免疫機能が低下し、術後の創傷治癒遅延や重篤な感染症のリスクが高まるからです。糖尿病包茎に対する手術は、これらのリスクに対応するための厳格な術前評価および術後管理体制を確保することが重要で、豊富な経験を有する専門医療機関を選ぶことが必要です。仙台中央クリニックは、糖尿病性包茎の治療に積極的に取り組み、東北圏内はもとより、首都圏などの遠方からも御来院頂き、高い実績を有しています。なお、糖尿病性包茎の手術は、術後経過が遅延するリスクが有ります。術後の経過観察と適切なフォローアップが重要となります。
